担当授業(学部講義・ゼミ・大学院)
学部の担当箇所: 早稲田大学 教育学部 社会科 公共市民学専修
大学院の担当箇所: 早稲田大学大学院 教育学研究科(2023年度より担当)
学部講義
「公共」とは何か、「市民」とは何かを軸に、哲学・思想も含めた他の社会科学との接続も意識しながら、社会学の視点・思考法を解説します。
- 入門演習C ※ 公共市民学専修・専門必修科目・1年次
- 「大学で何を学ぶか」をテーマに、4年間の知的成長のための方向付け、大学生活のための基礎知識・技術の習得を目指します。
- 社会学概論II ※ 公共市民学専修・専門必修科目・2年次
- 『社会学』(有斐閣)を教科書にした社会学の概説を行います。
- 公共市民学特殊講義(戦争と社会) ※ 公共市民学専修・専門選択科目A群・2~4年次
- 戦争社会学(戦争と社会)および軍事社会学(軍事・軍隊と社会)の概説およびその最新のトピック、研究実践を紹介します。
- ポストモダン社会論 ※ 公共市民学専修・専門選択科目B群・2~4年次
- 「ポストモダン」をめぐる諸概念の検討、「後期近代としての現在・未来」についての歴史社会学的検討を行います。
学部ゼミ
質的社会調査を広く学び、簡単にでもいいのでそれぞれで実践してみることで、自分の力で社会を複眼的に捉える視点を身につけることを目指すゼミです。
ゼミ生には、調査に対する積極性・好奇心が必要です。そして、さらにそれを自分の「問題意識」と結びつけて適切に表現するためには、先行研究を精査する理論的センスも求められます。
- ゼミナールI(社会学)B・3年次春
- 質的社会調査法の王道ともいえるインタビュー調査や参与観察を学び、その「さわり」を実際に体験してみます。
- ゼミナールII(社会学)B・3年次秋
- 新聞・雑誌・メディア表象を始めとする様々な資料の調査や分析手法を広く学び、実際に体験してみます。
- ゼミナールIII(社会学)B・4年次春
- 2種類以上の調査法・データ利用を組み合わせた調査と、そうした調査を必要とする問題意識・課題設定が施された研究計画書の作成を目指します。
- ゼミナールIV(社会学)B・4年次秋
- 問題意識・課題設定の明確化を進め、夏休みに行った調査をもとにした卒業論文の作成を進めます。必要に応じて追加調査を行います。
- 卒業論文
- 完成した卒業論文を元に、3年・4年次合同の「卒論報告会」を1月後半に行います。また、3年・4年次合同のゼミ論集の作成を行い、卒業式当日に手渡します。
大学院
研究とは、優れた先行研究を参考にしながら、漠然とした問題意識を具体的な調査課題・作業課題に変え、それに基づき熱心に調べ、そして調べたことを論理的にまとめる、ということに尽きると思います。
- 社会学特論(講義)
- 未定
- 社会学演習(演習)
- 未定
- 個別指導
- 指導生には修論・博論作成のための個別指導の時間を設ける予定です。
- その他
- 未定